どんな職業にも、高収入につながるスキルや方法があります。ここでは、薬剤師の高収入についてみていきましょう。高収入でも生涯年収的な高収入と短期的な高収入があります。どちらにも必要な高収入を得るために必要なスキルのベースが生涯年収に大きく影響するでしょう。薬剤師の年収は他業種に比べて高い傾向にありますが、それでも年収1000万の壁をこえられるのは僅かになります。勤務薬剤師だと限界はあります。それ以上を望む方は、ある程度のリスクを取る必要はありますが。下記で挙げる、高収入を得るために必要なスキルを磨いて独立するという道もあります。
◆短期的高収入
短期的な高収入を得るには、どの業種でも言えることですが、人手に困っているところ、時間帯、曜日、地域によってある程度のスキルがあれば、高収入が狙えます。急な休職または退職などにより、空いてしまったポストを埋めるための短期バイトや派遣などは通常の単価より高くても採用したいと考える経営者が多いです。
◆地方の薬局
地方の薬剤師があまりい採用できない地域でのお仕事の場合、高収入で募集しているところが多いです。例えば、家賃補助付き、車付きで年収700万以上なんて募集もあります。都会ではないので、若い人は敬遠しがちですが、都心まで1時間圏内でそのような案件もありますので、興味がある方は、転職担当者に相談してみるとよいでしょう。若いうちに高収入が得られて、勉強もできる環境が手に入る可能性があります。また地方は患者様も温和な方が多くトラブルが起こりにくいことと、人員が少ないので、すぐに店長や管理者などのポジションで活躍することができ、高収入を短時間で実現できるところもメリットです。
◆高収入を得るために必要なスキルとは?
・資格を取得する
まず第一に思い浮かぶのが、資格なのではないでしょうか、薬剤師の資格といえば、認定薬剤師や専門薬剤師があります。認定薬剤師を取得するにも大きな時間と労力が必要になります。ましてやさらに高度な専門薬剤師となると休みを削ったり、研修や論文作成のために休暇を取ったりと計り知れない時間と労力を必要とします。では、資格が年収にどこまで影響するかと言いますと、現状では、資格手当を出しているところは少ないのが現状です。資格手当を出しているところでも、月1~2万円、ボーナスに追加のあるところで、年20万ほどの追加になります。時間と労力に対して思ったより報酬を得られないと思いませんか。もちろん資格を取るということは、自己啓発にもなりますし、薬剤師としての知識や技能を向上させるために無駄ではありません。しかし収入となるとそこまで影響しないというのが現実です。かかりつけ薬剤師や健康サポート薬剤師などの制度によって価値は高まりつつありますので、目指していくことは必要になってきています。
・コミュニケーション力をつける
医療と言えども、患者様に対して医療サービスを提供して報酬を得ていますので、患者様とのコミュニケーション力や接客接遇の高さは報酬に影響します。患者様が気持ちよく利用してくれれば、次もまた利用したいと思いリピート顧客になってくれます。そうすると、医療機関の売上も上がるため報酬も上がりやすくなります。また、患者様だけでなく病院内や薬局内のスタッフとのコミュニケーション力も重要です。薬剤師の方は、服薬指導でコミュニケーション力が必要ですが、あまり得意でない方も多いのではないでしょうか。接遇接客のスキルを向上させると思わぬ副産物もあります。それは、人間的魅力が上がるというものです。気遣いのできる人はやはり人としての魅力を感じますよね。薬の知識や調剤手技だけでなく、コミュニケーションスキルを上げることで、相場年収より20万のアップが見込めます。
・管理者になる、リーダーシップ力をつける
管理薬剤師、店長など責任あるポジションはやはり報酬が上がります。管理者というのは、薬剤師の皆さんは、敬遠しがちと思います。人を管理、指導し導くというのは、本当に大変です。これも上記で書いた、コミュケーション力の力が大きく関連してきます。管理者にならなくとも、リーダーシップがあり円滑に業務を動かすために、スタッフに指示を出せたり、スタッフをまとめたり、トラブルを未然に防いだり、会社にとって不利益となる事態を速やかに調整できたりする能力があると大きな報酬アップにつながります。店長や売り場を任されるようになると、売上や原価管理など経営にかかわることも知識や実務として必要になります。負担や労力がかかるからこそ、役割を担える人材は価値が高いと言えます。実際管理者になれば、相場年収より50万の報酬アップが見込めます。高収入を目指すかたは、リーダシップ力、管理能力を高めることを考えていきましょう。
・営業力をつける
処方箋応需先のクリニックや病院の医師との折衝や薬剤師の介護への関わりを求められていることから、在宅往診医師や介護施設や訪問看護などに営業をすることも多くなってきました。接遇接客、コミュニケーション力、リーダーシップ力と交渉力が必要になりますが、これからの時代、営業力のある薬剤師は評価が高くなってくると考えられます。後発医薬品調剤率や調剤率をコントロールしたり、新たな応需先を増やすことは、売上に直結します。このような薬剤師は、さらに高額の収入を目指していけます。MR経験のある方などは、比較的高いこの分野の能力を有している方が多いですが、店舗の経験者だとなかなか能力を高めることは難しい分野ではあります。
・独立する
上記で挙げてきた、高収入を得るために必要なスキルを高めた先に独立するという、さらに高収入を得る方法の道が開けてきます。今は、昔に比べて独立開業することが容易になってきました。というのも、小規模薬局のM&Aを紹介するサイトが増えてきたことで、少額の投資で薬局のオーナーになることが可能になってきたからです。高収入を得るということは、いずれも売り上げを伸ばすことにつながっています。色々なことがコントロールできるようになれば、リスクさえもコントロールできるようになります。是非、高収入を目指す薬剤師は、転職をしながら自己研鑽とスキルを磨きいて挑戦していただければと思います。
まとめ
・資格を取ることは、労力に対するコストパフォーマンスが悪いが、自己啓発にはつながる。
・接客接遇力、コミュニケーション力が高いと相場年収より20万高収入が狙える。
・管理者、リーダーシップ力が高いと相場年収より50万高収入が狙える。
・営業力、交渉力が高いとさらに高収入を目指していける。
・接客接遇力、コミュニケーション力、管理者、リーダーシップ力、営業力、交渉力が高いと独立開業も目指せ年収1000万を超えを目指せる。
いかがでしたでしょうか、薬剤師としての専門知識や技術もベースとして重要ではありますが、高収入を得ることは、他の業種と同じように個人の人間力の高さがやはり高収入につながってくるということです。医療はサービス業に近いと言えます、みなさん積極的に、人間的魅力を高めていきましょう。薬剤師としての職業だけでなくプライベートでもプラスになることでしょう。
