転職を考えていくなかで、転職のタイミングは、非常に重要です。転職に有利なタイミングを紹介しますので、参考にしてください。
・ボーナスの支給を受けてから転職する
ボーナスがある会社で働いている場合は、ボーナスの支給や支給の適用範囲を考慮した計画的な転職活動が重要です。計画なしに転職すると、ボーナスの支給額が減ったり、まったく支給されないことも考えられます。余裕をもって計画的に転職を実施しましょう。
・求人案件の多い時期を狙う
季節を通して、薬剤師求人は安定していますが、求人が多くなる時期があります。
薬剤師募集が増えるのは、12月のボーナス支給後の1月から3月になります。薬剤師の求人がなかった企業や病院から募集があることがあります。ボーナス支給後に転職する人が増えるので、そのポストが空くという構図です。収入や待遇に納得のいく会社へ転職できるチャンスでもあります。
7月から9月も夏のボーナスの関係で、求人が出ることが多いタイミングではありますが、1月から3月に比べると求人数は多くはありません。
希望会社、待遇の薬剤師の転職ならば、1月から3月に向けて、3か月から半年前より転職活動をおこなうのがおすすめとなります。転職を考えている人も多い時期のため、好条件の案件は高倍率になることもあります。転職サイトの担当者とコミュニケーションを取り、早くから計画的に準備しておくことが重要です。
・転職が不利にならない時期を狙う
薬剤師は女性が多い職種です。女性は、ライフステージの変化が男性に比べるとどうしても多くなります。結婚や夫の転勤などによる引っ越し、妊娠出産、親の介護や子供の教育による生活時間の変化など、家族の影響による転職は、女性の多い薬剤師の職場では理解を得やすいため、今後の転職に不利になりにくい時期になります。このようなタイミングで、新たな職場へチャレンジするというのも大変ですが、今後のキャリアプランとしては、良いタイミングではあります。男性薬剤師の場合は、他業種同様に、「ライフスタイルの変化」による転職が受け入れられにくいところも残念ですが、まだまだあります。
・市場価値が高まったタイミングを狙う
新卒から1~3年目の、転職や就職を希望している若手の社会人のことを第二新卒といいます。
第二新卒は1年以上社会経験があり、新卒まで手がかからず、中途採用で即戦力になり得る社会人との中間に位置する人材です。積極的に第二新卒の薬剤師を採用する企業が増加しています。
調剤経験が1年以上、できれば2年以上あれば転職しやすくなります。薬剤師に求められる一般的な調剤スキルと知識が新卒研修などにより1年から3年で身についているからです。
調剤未経験の薬剤師を、1から教育することは企業にとっても大変な負担となります、ある程度の教育を受けた、即戦力になりえる第二新卒を採用したいと企業は考えています。せっかく育てた新卒薬剤師を手放す企業にとっては痛手ではありますが、薬剤師人生での貴重なタイミングを利用しない手はありません。即戦力の30代、40代の経験を積んだ薬剤師は、それなりに人気ではありますが、年収も高いので、コストパフォーマンスの高い第二新卒は非常に人気があります。
タイミングや転職時期も転職には大事な要素ですが、書類審査や面接時に評価される、在籍期間も大切な要素です。転職する回数や就職して転職する時期が早すぎるなどの経歴は、転職に不利に働きます。採用してもすぐに辞めてしまうのではないか、職場への適応能力に不足があるのではないかと採用担当者は考えます。職場環境や待遇などの嫌な部分があっても、すぐに辞めることは得策とは言えません。最低でも1年、ベストなら3年は留まり、現状の職場で研修や経験を積んでからの方が、次の転職時にも有利になり、収入をアップさせることにもつながります。ただし様々な状況があると思いますので、精神的、体力的に心身を害するほどの環境であれば、早々に転職を検討してください。
・年齢的タイミング
薬局や病院の場合、専門知識の吸収や仕事の負荷に対する体力的な対応力から20代から30代の若い薬剤師を採用するケースが多くなります。また病院や企業へ転職する場合、職場の年齢構成の関係もあり、年齢制限がを設けていることがあります。おおよそ35歳以上になると、採用が不利になることがある傾向です。40代以上での転職も薬剤師が転職することは十分に可能ではありますが、若い年代の方が人気はあります。40代になる前に、どんな職場でも即戦力として通用する高いスキルを身に着けるために、若いうちに転職を経験し自分を向上させ続けることができれば、良い薬剤師人生を送れることでしょう。
