2020年薬剤師転職動向

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コロナの影響を受け、どの業界でも大きな変化が発生しております。

薬剤師の転職市場にも、変化が起こっています。

調剤薬局
自粛要請や営業時間自粛が騒がれる新型コロナウイルス感染症の影響で深刻な受診控えが続いています。特に小児科や耳鼻科の門前薬局や外来対応をしている病院などは特に、感染を警戒して、受診控えが発生しております。小児科や耳鼻科などでは通常時の3割から6割の受診患者数になっているところも珍しくありません。
日本保険薬局協会の発表によると約9割の薬局で処方箋枚数の減少(昨年対比)があるという実態が確認されています。 調剤報酬の減少による経営悪化は深刻で、収益確保のため採用控え、派遣薬剤師の雇止めなどが発生しています。実際、大手調剤薬局の中間発表や決算、売上予測の数値を見ても減収減益の流れとなっております。

ドラッグストア

門前型の調剤薬局とは反対に、面で対応するドラッグストアでは、増収増益を発表する企業があります。オンライン診療やオンライン服薬指導、宅配調剤を背景に患者の動向の変化が起こっていると考えられます。在宅勤務などの影響により、消耗品や生活動線上にあるドラッグストアの方が利便性が高く利用する人が増えていることも考えられます。ドラッグストアへの需要の高まりと調剤売上をさらに伸ばすため、M&Aなどの合併や出店を活発化させている動きもあって、求人数が増加しております。病院薬剤師や調剤薬局に比べて年収が高いこともあって、人気が高まっています。

派遣薬剤師

短期間の契約を更新して働く派遣薬剤師は、企業の経済的影響が出やすく、患者数の減少による人数の適正化により、派遣薬剤師の雇止めが発生しております。そのため、派遣で働いていた薬剤師が正社員へ転職していく動きが活発化しております。しかし、売り手市場であった薬剤師の転職市場も、徐々に買い手市場への動きがありましたが、売上の減少している薬局の求人数が激減している状況下で、買い手市場化を加速させる動きになってきております。来年再来年どのような状況になるか予想できませんが、派遣薬剤師にとって、今は厳しい転職市場になってきています。

正社員薬剤師

患者数の減少により、処方箋調剤を唯一の売上の源泉とする調剤薬局は、売上の減少が止まりません。整形外科、眼科、皮膚科、心療内科、脳神経外科など処置をしないと不快感が増したり、急を要する診療科については、コロナ禍にあっても患者数の減少が少ないようです。複数の診療科のある医療モールなども診療科の相乗効果により処方箋の減少を抑えられている様子です。しかし大半の門前薬局においては、患者数の減少が顕著であり、チェーンの調剤薬局でも薬局統廃合の動きが活発になってきております。財政的バッファの少ない小さな調剤薬局は、経営が難しい状況が続いております。ボーナスの削減や早期退職の実施、薬局の閉鎖など、正社員薬剤師であってもリスクの多い状況となっております。ドラッグストアの調剤に関しては、受診抑制によるセルフメディケーションの高まりもあり需要を伸ばしているため、採用が活発で正社員募集件数を増やしております。正社員募集においては、年齢層の若い薬剤師を積極採用している傾向があるため、年齢の高い薬剤師にとっては厳しい転職市場となります。年齢層の高い薬剤師は、調剤ができるだけでなく、接遇接客能力、コミュニケーション能力、店舗やスタッフの管理能力や管理薬剤師、マネージャ候補、かかりつけ薬剤師、健康サポート薬剤師、認定薬剤師、専門薬剤師などのスキルを磨くことが生き残りを左右する時代になってきております。

パート薬剤師

コロナ禍の影響もあり、医療従事者は厳しい環境にて働く必要があり、精神的にも体力的にも大変な労働環境になってきております。スポット的に、薬剤師が足りない状況が発生しやすい状況でもあり、パートやスポット的に対応する薬剤師の需要は高まってきている様子です。スタッフと協調性をとりながら、即戦力として臨機応変に働ける薬剤師の需要は高まっております。

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